我々が今、未来へのアイデアを出し合うべき

被災地の東北地方はインフラや経済がズタズタになった。
原発が破壊された東京でも電力制限が行われ、多くの企業では空調がすべて切られている。
都内のIT系企業では空調が切られたせいでPCなどの排熱が建物内に籠り、冬なのに半そでで仕事をする社員の姿が多々見受けられる。
日本の4分の1がズタズタだ。
放射能健康被害が怖い。
そんなのはわかりきってる。
誰でも言えることだ。
今、雨風を避けるための家屋があって、風呂に入れて、温かい食事を得ることができる我々はもっと他のことに目を向けるべきではないだろうか?
東北の経済がズタズタになってハイテク部品を製造する工場なども更地になってしまった。
ただ復興しただけでは、このダメージは回復できない。
仙豆を食べた悟空や、第2クール終わりくらいのヒーローロボットのように今までより日本を活性化するアイデアをだす必要があるのではないだろうか?


たとえば、東北が復興するその暁には、地域全部をスマートグリッドで敷き詰め、新しくつかわれる照明はすべてLED化して、地元の主要交通網となるコミューターにはエレカーを導入し、市内の至る所に電気自動車用の充電設備を設けてはどうだろう?
震災でボロボロになった地方都市をハイテク都市のモデルケースとして復興させ、都心に集中しがちなハイテク企業が挙って移住してくるような環境を作るためにどうすればよいか考えてはどうだろう?
blogやSNSなどのCGMを通じてそういうアイデアを出し合い、決定を下せる立場の人間の目に留まる機会を被災していない我々が今から出す必要があるのではないだろうか?
私はほとんど東北には行ったことが無い。だから地元がどういう産業に向いているかはわからない。
しかし、インターネットの集合知を通じて、アイデアを出し合い、東北地方の出身者たちがそれに修正を加えることはできるはずだ。


他にも、こうしたハイテク都市が低コストで作れるように、今のうちから我々はLED電球などに買い替えて量産効果をあげておく必要があるのではないだろうか?
作業環境を移しても経済活動を続けられるように、ハイテク企業はVPNなどを用いたテレワークを今から試験的に導入して、いつでも東北に拠点を移動できるように活動してはどうだろう?
復興には日本企業が色々な技術を提供するだろうから、その時の為の体力が蓄えられるように、なるべく家電や自動車も国産品を購入すべきではないだろうか?
安易に募金活動をするだけではなく、我々がよく考えて経済を回せばそれがきっと日本の活力になるはずだ。



東北の復興が始まってから考えるのではなく、復興が始まったときに速やかに行動に移せるように知識を蓄積しておく必要があるのではないだろうか?
テレビに噛り付いて放射線の強弱に一喜一憂するのは建設的だろうか?
原発の被害を食い止めることは我々には出来ないのだ。
我々が何を考えても無駄なのだ。
今我々に出来る生産的な活動をすべきなのではないだろうか?
ユーモアを忘れず、しかめっ面を笑顔に変えて、10年後の東北、日本が世界の注目を集められるようなアイデアを出し合う必要があるのではないだろうか?

【緊急事態発生】都内で体内被曝者が大量発生

関西圏から東京に住む人たちに拡散をお願いします。


都心の人間から6000ベクレルを検出した。これは先日、金町浄水場で検出された放射性ヨウ素のの30倍の強さ。
ベクレルとは1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量である。
都内の人間から放射能が確認されたことにより、体内被曝が憂慮される。


米国エネルギー省内の研究プログラムhttp://lowdose.energy.gov/では

Japan's Nuclear Reactors
On Friday, March 11, the Japanese experienced the worst earthquake in their recorded history, followed by a devastating tsunami.

と、日本の原発事故をトップで扱っており、その中の発表資料で、人体の体内被曝について以下のように報じている。
http://lowdose.energy.gov/ppt/Powerpoint_Dose.ppt
これを読むと、米国エネルギー省の発表によればすでに、40Kという放射性物質によって、多くの人が体内被曝していることが明確に書かれている。
この40Kという物質であるが、どのような物質かというと、まず特質すべきは半減期が12億7700万年と非常に長いこと。
半減期というのは、放射性物質放射能が半分になる期間のことで、40Kの場合、12億7700万年先まで放射能が弱くならない。
また同位体を加工したモノは原子炉の冷却材としてもっとも利用されている。
福島第一原発では原子炉が爆発し、内部の物質が飛散したのは記憶に新しい。
その他の用途としては、一部の国では死刑執行の手段として死刑囚に投与されることがある。
これは体内に摂取すると神経伝達に必須な塩分(ナトリウム)を体外に排出してしまうためである。
ナトリウムが少なくなると、頭痛や精神錯乱などの自覚症状ののち、痙攣、昏睡を経て死にいたる。



この事実を日本の政府、マスコミは一切報道していない。


一部報道筋から得た情報によると、金町浄水場からほど近い東京都江戸川区の某所セシウムの50倍以上の半減期を持つ放射性物質が水源に流出しているのが確認された。
放射線障害では白血病などが起こることが有名だ。
この問題に関して、白血球の研究で有名な新潟大学安保徹教授によると、直ちに健康に影響が出るレベルではないと言うが、長期的には間接や脊椎、皮膚疾患、がん、不妊に影響があるとされている。
福島県にある福島第一原発ではメルトダウンが進行して核燃料棒が地下水脈に到達する危険性が示唆されている。
ちなみに、ここに書かれた内容はすべて事実の列挙。列挙の仕方で印象が全然変わるし、情弱達はパニックを起こす。
このように危機はいくらでも煽れる。怖いと思えば底抜けに怖い。
今、我々はそんなことをしていないで、東北復興が始まったときのアイデアを出し合うべきではないだろうか?
我々が今、未来へのアイデアを出し合うべき - 実際、最後は精神論ですよ。


安全啓蒙の愚かしさ

私は職業柄、アンケートなどの統計的な根拠を意図的に操作することが多々ある。
ある一方から見た時に丸に見える事実は、別の一方から見た時、三角に見える。
だから、事実を自らの都合のよいように提示し、相手を安心、納得させる技術というモノを身につけている。
ウソは言わず、相手を意図的に自分の都合のよいように誤解させる。
そういう占い師のような職業をしている。


さて、放射性ヨウ素検出で、都内は水が不足しているらしい。
関西圏でも多くのスーパーで水や乾電池、懐中電灯が品薄である。
親戚に送ろうというのもあると思うが、↓みたいな使い方をするクズがかなり大勢いるんだろう。
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g101622217
大阪ではすでに震災特需が起きており、ひと月前はダンプ一台5万でも余裕で見つかったのに、今では8万で確保するのも難しい状況になってきた。
不景気に悩んでいた大阪の土建業者の間では、震災の経験もあって複雑な心境だ。


さて、ネットではインテリさんたちが『焦るな情弱』と安全啓蒙を行っている。

・妊娠から分娩まで200Bqの水道水を毎日1L飲み続けると総被曝量は 1,232μSv
・胎児に悪影響が出るのは、50,000〜100,000μSv以上。
・赤ちゃん(胎児)の被曝量は、母体の被曝量に比べて少ない。
・よって母体ならびに赤ちゃん(胎児)に健康被害は起こらないと推定されます。
皆さん冷静に! 東京水道水の放射線について 連れ込むな! 私は急に 泊まれない/ウェブリブログ

「20歳以上では、1Gy 以下の甲状腺被ばく後の甲状腺がんの発生確率は極めて低い」を使うとすると1000mSvだから「摂取量216トン以下では甲状腺がんの発生確率は極めて低い」ではになるな。この水を1日12リットルずつ50年間飲まないと「甲状腺がんの発生確率は極めて低い」になる。どう計算しても子供のいない人が水を買い占める根拠がでてこない。20歳超えたオジサンオバサンは子供に水を譲るべき。
2011-03-23

さて巷ではめちゃくちゃ怖がられている放射線。先ほど2Lを1年間のんで3msvとお伝えしました。と、同じ線量を今週1週間で浴びてます私!!時には1日で浴びてます! これでどうにかなっちゃうのであれば、私ったら何回生き返ったゾンビなのでしょうか!
basil_kr
2011-03-23 23:49:26
放射性ヨウ素のわかりやすいまとめ~東京の水道水が不安な乳児持ちママさんへ~ - Togetter

摂取量216トン以下では甲状腺がんの発生率が極めて低い。
これの根拠は統計的データに基づいた、帰納法的なモノに帰結している。
はっきり言うと何にも根拠が無い。
そもそも、真に科学的な発言をさせてもらえば、放射線の危険性すらその正しさの証明は難しい。
ここに異議を唱える博士の方々はPh.Dを返上した方がよい。
我々の観測技術では、放射線のエネルギーで染色体が破壊された結果、人体が崩壊するなどの健康被害が起きるように見えているかもしれないが、実際は別の要因で人間が死にいたる可能性も現代科学では否定できていない。
これは科学の基礎の基礎だ。
第一原理が発見されていない現代では、すべての科学的根拠というのは仮説状態の枠を出ておらず、常に覆る可能性を秘めている。
どの科学的知識も、積み重ねでまるでそれが真実かのようにふるまっているが、実際は誰にもそれに根拠があるかどうかはわかっていない。


しかし、問題はそれでは無い。
今回は水だったが、次はパルプとか、自転車のチューブとかがパニックで不足することになりかねない。
こういう問題が起きた時に、インテリさんたちが行うべきは、安全啓蒙みたいな対症療法では無くて、情報伝達システムの問題究明ではないだろうか?
今回なんでこういうパニックが起きたかと私が問われたら、情報の出し方に問題があるからだと考える。


情報の隠ぺいをせず、わかっている情報を正確に伝えており、受け手にそれなりのリテラシーがあれば、上記のような仮説の積み重ね情報も一定の価値が出る。
しかし、今回政府は度重なる隠ぺいを行い、発表も二転三転させてしまった。
その結果、仮説の積み重ねである情報に何の価値も無くなってしまったのだ。
現状、ヨウ素が検出された発表があっただけであるが、短期間に何度も情報隠ぺいをした結果、政府の発表を信じられなくなってしまった。
現在はヨウ素の発表だけして、セシウムストロンチウム、ウラン、プルトニウムなどの発表は行っていない。
また、放射線に関する報道に関しても欺瞞とごまかしの連続であった。
確かに10ミリシーベルト/hはCTスキャンを受けた時の体外被ばく量と同等かもしれない。
しかし、その放射線源は何だったのかは明らかにされていない。
原子炉からの遮断が少なくなって、漏れ出たモノなのか?
それとも飛散した核燃料によって得たモノなのか?
それによって危険性は大きく異なる。
仮に、その放射線源が飛散したプルトニウムであったらどうだろう?
10ミリシーベルト/hのプルトニウムが体内に被ばくした場合、最低でも1週間程度でかなり大きな健康被害が出ると思われる。


このように、現在我々が得られる情報はあまりに確度が低く、あまりに一方向的な事例でしかない。
しかも、政府はこの体たらくだ。
実験結果の偽装などを行ってきた科学者の発表が学会で信用されるだろうか?
帰納法や統計的な根拠というのは意図的に操作することが可能で、人間の解釈が混ざってしまう。
そして、意図的に操作された過去があるから、近い過去にそれを行った政府のそうした発表を市民が信じない。
一度疑心暗鬼に陥った人々は、このような安全啓蒙をしたところで、耳を貸さず、悪い方に悪い方に考える。
インテリさんたちは、もっとこの問題に目を向けるべきではないだろうか?


そして、リテラシーと判断能力を持ったインテリさんたちが正しい情報を得られ、羊の群れのように泣き叫ぶおバカさんたちには情報統制してずーっと安全情報だけ流し続けられるようなシステムをどうやったら構築できるか考える時が来たのではないだろうか?
どうせ、おバカさんたちは正しい情報を得たところで判断能力が無く、必要以上の情報を得るとオーバーフローを起こしてパニックになるだけなのだから、彼らに情報を知らせることが本当に有益なのか考える時代が来たのではないか?
どうせみんな、東京都の水より危険なモノいっぱい経口摂取してるでしょ?

えがちゃん系問題の黒幕

炎上ツイート・ダダ漏れ事件まとめ
http://d.hatena.ne.jp/hagex/20110306#p1

みんな木を見て森を見ない活動をしているなあ。
そんな中でこのエントリーは林くらいはみていると思う。

「くだけた感じの池上彰」様が指摘しなかったホットココアのアキレス腱
http://anond.hatelabo.jp/20110306224346

このエントリーとかは実情とか知らないんだろうけど、良いところまで見えてる。

悪の元凶はメガネ王でもえがちゃんでもなく「支援者」だ
http://anond.hatelabo.jp/20110306173818


さて、ネタバレになるんだけど、えがちゃん関係で暗躍してる人は元々2ちゃん系で成り上がった人たちなんだわ。
話はさかのぼってだいたい2001年くらいの話。
当時の2ちゃんねる運営陣には、AとBの2つの派閥が存在した。
別に明確な派閥争いをしていたわけではないんだけど、当時の空気的な話ね。
こっから先の話題は保身の為にあえて色々ぼかすけど、気になる人は自分で調べてね。


Aは2ちゃんの立ち上げからやってたクリエイターがらみの派閥。
技術者とかギークだけどちょっとサブカルちっくな人たちの集まりだった。
仲間内でもっと面白いことしようって感じの考えを持っていたように思う。


Bはには98とかMEとかの第二次インターネットブームの時に参加した人たちが多い。
技術的はあまりないけど、一般人に近い感じだった。
彼らは、サブカルチャーだった2chをメインカルチャーにして、大きく広めようって感じの考えを持ってたように思う。
その過程で、古株として大きい顔をしたいみたいな、まあひと山当ててやろう的な人たちの派閥。


一時期、Bの派閥がかなりひろゆきと親密な関係を築いてて、そのせいで最初期のかなり腕の立つ連中がかなり抜けちゃったのね。
でも、抜けちゃった連中が居なかったら今頃、2ちゃんねるトラフィック問題で潰れて存在しなかっただろうな。
だけど、結局ひろゆきも、Bの派閥と距離置くようになって、その頃にはBの派閥は2ちゃん経由で業界にかなり浸食してた。
だから2ちゃんは結局踏み台になったんだわ。


この炎上マーケティングのビジネスモデル自体も、実は2ちゃんから生まれたモノ。
当時は冗談で語られてたプロ固定のシステムを、A側の人が冗談半分で設定作ったんだけど、それをBの人がパクったの。
http://resistance333.web.fc2.com/newpage7.htm
このサイトでは陰謀論的に書いてて、実際は部外者がまとめたモノだから間違ってるところも多いんだけど、読んでみると炎上マーケティングとの類似性がかなり見受けられると思う。
実際、そこに金銭のやり取りって言うのは存在しなかったけど、PV生成力があってそれなりに実生活ではそれなりに常識のあるコテハンの人は、規模の大きなオフ会とかで参加費が無料になったり、2ちゃん絡みの仕事を振ってもらえたり、そういうのは存在した。
たとえば2周年OFFのときは新宿CODEの貸し切り〜旅館の貸し切りまでかなりの金額がかかったので参加費も2万円くらいだったけど、上記のような人は無料参加だった。
PV生成力はあるけど、道を踏み外しちゃった高校生とかには運営が知り合いの会社を紹介してあげたりさ。


で、えがちゃん系の話だけど、炎上マーケティングをしかけてるのは実はBに所属していた人たちなんだ。
たとえば、えがちゃん関係の記事で非モテタイムズと協調動作してる中小メディアを探っていくと、当時のB系に所属していた人たちがごろごろ出てくる。
彼らはぶっちゃけ凄いビジネスモデルとか、技術とか持ってなくて、野心に満ちた大衆ってところがポイント。
だから、良心とかネットの未来とかイノベーションとかそういうビジョンは持ってない。
口では言ってるよ!でも実際の行動を見てみんなはどう思う?
ブラック企業の社長も『社会貢献』って良く言うよね!
彼らは、いかに現在存在するインフラに寄生して、自己実現欲求、だいたいは金持ちになりたいとか有名になりたいとかそういう低俗な奴を満たすことだけを追求してる。


ちなみに今回、みんなが騒いでえがちゃんを潰したとするじゃない。
でも、新たにえがちゃんが持ってこられて同じことを彼らはやるんだよ。
えがちゃんは御輿にすぎないんですよ。
だから、炎上マーケティング関係でえがちゃんをたたいても、彼らはトカゲのしっぽ切りで次の燃料を探してきちゃ投下するだけなのだ。
炎上マーケティング自体は、揉め事や他人の不幸が大好物な人たち=下劣な人間がネットを徘徊してる限り終わらない。
水は低い方に低い方に流れるのと同じことなのだ。
手を変え品を変え、彼らは自分たちよりもさらに愚かな人たちを搾取する。
スラム街の親玉は世間一般に比べたら全然貧乏な生活してるけど、スラム街にいたら偉そうな顔するのと一緒。

緩急話題で、ネットの弱者搾取ビジネスに関してだけど
たとえば、グルーポンが持ち出しでマックカードに1億近く使ったけど、あれは高々1枚のマックカードに群がる愚か者の個人情報に400円以上の価値があるからなんだよね。
多分、あのカードを購入した100人に1人くらいは架空請求にお金払っちゃうくらい頭が悪いし、10人中3〜4人は出会い系に後ろ暗い過去がある。
あとかなりの人数が自称情報強者だけど、実際、本当に有益な情報を全く知らないから、しがない庶民に甘んじてる。
こういう人は一般人に比べると、カモになる確率が高いんですよ。
スポットマーケティングとしてかなり有効なの。
企業が個人情報を売買するのは違法じゃないしね。

彼らの存在は、実際は良心も才能もなく、嫉妬に燃えあがる下劣な人間がネットの大多数を占める時代になったという証左でしかない。
これを止めたいと思ってる君、まずは自分がネットで情報配信することを辞めることだね。
この問題に関して、言及している君たちも、彼らにとってはマーケティングの燃料なのだから。
きっといわゆるインターネットが情報流通の核である時代はもうすぐ終わるんだろう。
インターネットが以前、自由に情報の流通を行えたのは、それなりの品格と知性を備えた人たちが多数派だったからであって、ただ欲求のみを持っており、自分には権利だけあると考え、義務を持っているなどとは考えもしない人たちに飲み込まれた今となってはそんな自由は許されなくなるだろう。
僕はもう、あきらめたから便乗するよ!
みんな他の僕の記事も読んでね!
(◕‿‿◕)<僕に便乗して、アルファブロガー(笑)になってほしいんだ。


昔のアングラだって、今のはてなtwitterに比べたらモラルがあったと思う。
彼らは自分たちが日蔭者って自覚を持って行動してたからね。


追記
津田さんとかがこの深いところの話題に触れない、触れられないのは、当時を知らないからなんだよね。
今、ネットでワーワーキャーキャー言ってる人達はみんな、この時代にネットの中枢にいなかったのさ。
そして、この時代に中枢に行けたひとは、こういうバカげた話題を飯のタネにしないでもっと別のことをしてる。
まあ、簡単に言うとみんな大人になったってことなんだけどね。
でも、当時の中枢にいたギークとかが実はニコニコ動画の配信サービス構築してたり、Googleのインフラやってたりするんだな。
大人になったのに、そういう社会に有益な活動に身を奉げられなかった、中途半端な人たちが炎上マーケティングで成り上がってルサンチマンを解消しようとしているんだ。
醜い人間社会の縮図が垣間見えるね。

出来る人間になる方法

最近、twitterなどマイクロブログでモチベーショントーク(○○をやるぞ)や出来る人アピール(今日は〜〜と××をどうこう進める)する人間を良く見かける。
彼らはホトンドの場合、無能な口だけ人間だ。
そもそも、こういう発言を衆目の場にさらすことが、根源的にどういうリビドーから発生しているかというと、自己顕示欲からに他ならない。、

自己顕示欲
読み方:じこけんじよく
自分自身の力量や存在を目立たせたり、他人から注目を浴びようとしたりする欲望のこと。
出典:実用日本語表現辞典

この欲求が満たされていないと、人間は自発的に欲求を満たそうという行動に移る。
つまり、自分自身の力量や、存在が注目されていないから、これを満たそうと行動する。
もっと簡単に言うと、出来る人間アピールの強い人間というのは、周りから尊敬されていない。
無能な人間ということだ。


ソーシャルメディア普及以前の場合だと、この欲求を満たそうと思って、自己を精錬したりしていた。
しかし、現代では、マイクロブログなどで簡単にこれを満たすことが可能となってしまっている。
その結果、本来であれば、活動による達成感とその結果によって伴う尊敬で満たされていたであろう自己顕示欲が、マイクロブログなどで発言することで、おやつ的に簡単に満たされるようになってしまった。
これは本来のモチベーションを失って、実際の行動が伴わないという弊害を生んでいる。


周りを見てみよう。
『○○をやるぞ!』とか『〜〜と××をどうこう進める』的な発言をしている人のほとんどが、無実行な場合が多くないだろうか?
やっていたとしても結果が伴っていない、いつまでたっても口だけの人の場合は多くないだろうか?


俺の腹が、いつまでたっても分厚い脂肪に覆われている理由もこれだ。
痩せる、ジムに通う、ダイエットするとWEBに何度も宣言して居ながら、一向に行動に移していない。


本当に出来る人間は、発言する前に終えているし、このような下種な欲求を持たないモノだ。
本当に出来る人間になりたいのであれば、すべてのSNSに発言するのをやめ、blogも閉鎖するべきだ。
そうすればきっと、新しい世界が見えてくると思う。


俺も明日からWEBで発言するの辞めてジムに通うぞ!

デスマーチと技術者倫理

ビジネススクール時代の日本人の友人で、研究畑に残った人が居る。
彼は元々教育関係の会社に勤めており、大学も人文系出身だ。
現在の専門は日本の技術者倫理で、なんでもかんでも技術者倫理的話題につなげたがる傾向がある。
まあ、研究者だからそれは良いのだけど・・・。


僕は学生の頃、一番最初に持った専門領域が科哲の科学技術倫理だった。
だから、彼とはそこそこ倫理の話題が出来る。
でも、僕は自分で勉強した結果、正直、技術者に対してそんな束縛するような明文化する倫理は必要ないと思っている。
技術は運用されて初めてその結果が生じるモノだから、技術者を明文化した倫理で完全に束縛してしまったらエネルギー技術も、自動車技術も停滞するだろうという立ち位置からそういう結論に至った。。


それはさておき、彼と話していて、『自分が信用できる技術者とは何か?』という話になったときに
『私が信用できるのは、デスマーチを乗り越えた技術者だ。』と僕が回答したところ
それに対して彼は、『論文でもなんでも、納期に収まらないモノはすべてダメだから、不完全なモノでも納期を優先するべき。そのような意見には同意できない』と返答した。


僕はこれに関して大いに憤りを感じた。
現在の日本では技術者がドライブフォースとなって製品開発を行うことが少ない。
技術者が精いっぱい働いた結果、納期に間に合わなかった場合は多々あって、この責任は基本的に、<無理な開発線表を引いたプロジェクトマネージャ>と、<そういった案件を取ってきた営業>と、<その稟議を通した管理職>にある場合が多い。
これは現場で技術者として就業経験のある人ならば、実感として持っている不満だろう。
無茶なプロジェクトが発足し、業務を理解していないプロジェクトマネジメントが、元々無茶だったプロジェクトをさらに炎上させる。
そして、人月換算の為に、現場経験の無い新人が大量投入され、ドンドン炎上していく。
こういった状況はミリタリーオタクの技術者からは<泥沼化したベトナム戦争>などに例えられることが多い。
開発の最前線はまさに戦場である。


しかし、プロジェクトが炎上した場合、彼が言うように納期を優先して不完全な製品をリリースした場合、非常に大きな問題が発生する。
たとえば、原子炉開発をしていた場合に、デスマーチが発生し、納期を優先した場合どうなるか考えてみる。
原子炉は不完全なまま納品され、それが稼働した場合、いつメルトダウンが起きてもおかしくない。
メルトダウンが起きた時に、どの機能が不完全かはわからないが、フェイルセーフ機能が不全だった場合、核燃料棒が地面を突き破り、地下水脈に到達して水蒸気爆発を起こして、甚大な量のフォールアウトが発生する。
その結果、チェルノブイリとは比較にならないレベルの被害が起きるだろう。


だから、不完全な製品はリリースしてはならない。
技術者は納期の達成が物理的に不可能な場合、それを遅らせてでも、機能を及第させる必要がある。
我々が開発する製品というのは、多かれ少なかれ、人間の生活に影響を及ぼす。
たとえば、一見、人の命に関わらない、ECサイトの開発ひとつとっても、その結果によって相手先企業の雇用者を失職させ、生命・身体の危機に直面させる可能性を秘めている。
これは恐らく、真っ当な技術者が皆持っている倫理観ではないだろうか?


正直、技術者倫理の研究者がこれに対して何も考えていないことに閉口した。
このような研究者が、技術者の倫理を研究し、政策に提言して明文化した場合、社会に対して甚大な問題が生じると思う。


たとえば生命倫理の研究は、ヒポクラテスの誓いに代表されるように、紀元前から行われている。
現在、研究においては、医師を主とする医療関係者と最前線の哲学者以外、発言権が無い。
これは、実際を知らない人間や専門知識が無い人間が口を挟んだ場合、社会に対して甚大な影響が出るというコンセンサスが長い期間を通じて取られているからだ。
しかし、技術者倫理についてはこの問題が軽視されている。
技術者の経験が無い人が簡単にこの分野に参加可能で、なおかつ最前線に立つことができるのだ。


生命倫理を研究していたころ、僕は自分に発言権が無いことに憤りを持っていた。
そして研究がすすめられなくなったため、当時得た様々な知識を武器に技術者として生き、経営の世界へと向かった。
哲学の世界にいたせいで、実学は下賤という意識が強く、コンプレックスに悩まされることも多い。


しかし、今は僕に発言権を与えなかった生命倫理の世界は正しかったと思う。
そして、技術者としても哲学者としても経験を持たず、技術倫理を研究する彼は、そのどちらかの経験を有するまでアカデミックにおける発言権を凍結されるべきだと思った。
戦場を知らない人間が、戦争を語ることが滑稽なように、実際を知らない人間が倫理を語ることもまた滑稽である。
彼にそれが理解できるだろうか?
難しいだろうな。

風が吹けば桶屋が儲かる。

藻が石油を作ると中国が分割される。

藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1576965.html

石油を生成する藻が筑波大によって見つけられた。
この藻は汚染された水を養分として、エネルギーを作ってくれる超科学生物だ!
つまり、先進国は下水処理施設にこの藻を培養することでエネルギーを得ることができる。
優れた下水インフラを持ちながら、エネルギー不足に日々悩まされている日本にとって再び覇権のきっかけになるかもしれない。

日本の覇権主義はまあ、冗談として、石油が下水処理場で作れるようになったら世界はどうなるだろう?
答えは簡単だ、中国が世界一の産油国になる。
世界で一番汚染された水源を持っている中国が世界一の産油国になるのは当たり前だろう。
そこで気になるのは石油価格の暴落だ。
中国みたいな国が産油国になったら石油メジャーは価格統制出来なくなる。
だからそんな時代にはならないとちょっと経済を齧った奴が口をそろえて言う。

馬鹿馬鹿しい。

根本的に石油メジャーのビジネスというものを理解していない。
資源ビジネスというのは300年前から変わらず植民地ビジネスなのだ。

植民地ビジネスとはなんだろうか?
石油・ダイヤ・ウラン・レアメタルなど近代文明に必要な重要資源はみな未開地域に集中して存在している。
というか、これらが存在する地域は、近代文明に重要な資源を持っているゆえに未開地域に甘んじていると言っても過言ではない。

近代化するまでに必要な地域は水源、牧草地、農耕地などの土壌資源だった。
しかし、土壌資源が豊富な地域というのは基本的に鉱物資源に乏しい。
結果としてヨーロッパなど水源がある地域が先に近代化を成し遂げるにいたった。
ヨーロッパは近代化が達成されると今度は鉱物資源が必要になり、痩せた土地と干ばつにあえぎながら鉱物資源を蓄えている地域を侵略していったのだ。
これが中世〜近代の戦争と侵略の歴史である。

さて、ヨーロッパ諸国は搾取する側であるから、資源を持っている地域が近代化されると非常に困る。
知恵を付けて賢くなられると搾取するときに面倒なことが増える。
派遣工だって労働基本法やら労働組合、人権などを知らなければ簡単に奴隷として使役出来るのに、ちょっと知恵を付けるとストだなんだとネジ締めくらいしか出来ない癖にすぐ騒ぎ出す
自国内でこんな面倒な目に会っているわけだから、せめて他国ではそういう面倒に逢いたくない。

そこで重宝されるのが植民地経営のノウハウだ。
その手法は簡単で未開民族の王族を買収して贅沢三昧させ、自分の頭では考えられないようにして、間接支配するということだ。

基本的にアフリカ大陸におけるヨーロッパ企業のやり方は同じ手法である。
土人の私兵集団にダイヤを発掘させるデビアスとか、王族を利用して石油を搾取するセブンシスターズとかいろいろだ。
蛮族の長を飼いならしてビジネスの実態は白人が持ってる

一般に石油メジャーとデビアスなどは別の業種と考えられているが、実際には同じ業種だ。
ヨドバシカメラとデパートが扱う商品が違うだけで、実際は同じ小売店であるのと同じように、石油メジャーとデビアスは商品が違うだけで基本的には植民地経営会社なのだ。
だから、たとえ石油を精製する藻が実際に実用化されても、石油メジャーはアプリケーションの形を変えてエネルギー市場を支配するだけだと思う。


まあ、アラブとかは困るだろうけど、そりゃ彼らが石油の上で胡坐をかいて50年間何も考えなかった馬鹿だから仕方ないね。
石油に価値がなくなったら、あんな宗教原理主義者の巣窟にだれが見向きする?
被支配層っていうのは利用価値がなくなったら捨てられるのが世の常だ。
そんなのはアラブの王様やイスラム今日の指導者たちが一番よく知ってるんじゃないか?
だから、石油メジャーを含めて原油輸入国の先進国はみんなこの技術の進歩に肯定的になると思う。



石油に価値がなくなったら、イラク焦土化しても誰も文句を言わないだろう。
EUも中国も、反米的な姿勢を出しているのは、利権を米国が持っていくからである。
別にイラク人がかわいそうだからじゃない。
でも本音を言うと自分も悪党に見られるから、人道的見地とか建前を言ってるだけで実際は、「アメリカひとりじめすんなよ」ってことだ。
独り占めされるくらいなら足を引っ張りたいだけだ。



そして、下水からエネルギー生成できても、供給は安定したとして、消費量が指数関数的に莫大に増えてるから価格は下がらないと思う。
中国はともかく、インドは輸入に頼るしかない。
この技術は結局、下水インフラが整って工業化された地域でしか利用できないからだ。
G8と中国はこの技術が使えるだろう。
しかし、インドもだめだしアフリカもだめだろう。


もし誰か良くわからないヒロイズムとヒューマニズムに駆られた阿呆がインドに下水インフラを作りに行こうとしたら、それを石油メジャーが妨害すると思う。
作って得られた石油の上前をはねるより、渡さないで売りつけた方が有利だからだ。


石油メジャーの頭の中はこんな感じだろう。
『石油メジャーは王族、G8はお情けで地方貴族にしてあげるから、仲良く成りあがろうとしてる愚民どもを搾取しましょうね』


つまり、こういう戦略だ。

  1. 先進国は普及させまいとしても止められないから、そこまでは仲間にする。
  2. 人口の集中している下水道の発達した都市部を持つ国たちでエネルギー源を産生する。
  3. むかつくムスリム産油国からは原油を買わず石油の輸出量でキャップを被せる。
  4. 成り上がりのインド人やらを締め出す。
  5. アフリカの黒ンぼは相変わらず民族闘争してなさい。奴隷として使ってあげるから。

インドはITで発展したくて、今後発電のための石油需要が爆発的に増えるだろう。
でも、自国で石油が生成できないから輸入に頼るしかない。
しかし、石油が支配されていると今度は原発開発に力を入れそうだ。


でも、その辺はすべて印パ戦争にかこつけて潰されると思う。


そして最後の中国分割統治だが、冒頭でも述べたとおり、中国は世界一の汚染国家なのでこの技術による石油生成ポテンシャルが非常に高い。
そうすると、中国が世界一の産油国になる。
これはヨーロッパにとっても米国にとっても好ましくない事態だ。
だから中国はEU、ロシア、米国で潰されるだろう。
いくら13億いても世界の半分を敵に回して勝てるはずがない。
しかも国家経営で一夕の長がある国ばかりだ。


そして他の植民地と同じように共産党の一部を金で懐柔して貴族化させて、地方領主を作るのさ。
中国人のメンタリティから考えたら間違いなく飛びつくだろう。
中国人の90%は土人だから共産党やエリートの一部を懐柔するだけで簡単に支配できる。


しかし、一国として懐柔してしまうと、変な自己顕示欲でロシアとかにケンカを売るから(負けてばかりだけど)3〜4に分割して中国内で張り合ってもらう。
ちょっと前にもイギリスがインドを支配するために矛先としてパキスタンを作ったのと一緒だ。


で、分割統治でエネルギーと工業の生産拠点にして、世界の業を背負わせることになるわけだ。


はっきり言うと、現代文明の上下関係はもう覆らない。
インドや中国がいくら頑張っても世界の強国にはなれないし、日本も同じ運命をたどることになる。
ローマ帝国の末裔が世界がリセットされ、次の文明からスタートするまでずっと世界を支配し続けるのだ。